人生100年時代・・・ライフデザイン・アドバイザー マサキの行き方

ライフ・デザイン・アドバイザー 正木宣が人生100年時代といわれる中で考えること、動くこと、その記録

これも次代に繋げたことかもしれない

国語力の低下がいわれている

 最近の学力試験の結果か何かで、国語力の低下が問題視されていた。

 それは文章を読んで理解する力=理解力の低下ということらしいが。

 その指摘を最初の見たのが、AIについて開発に携わった方が語られたことだったが、文章を読み解く力が劣ってきていると。来たる2045年にはAIが自ら学び、人間に追いつき追い越すとされる「シンギュラリティ」がやってくるとされ、そこでAIに東大の入試合格レベルまで学ばせようとしてきたが、まだまだ追いつかず、それだけ人間の力が見直されたのであるが、同時に指摘されたのが、でも、一般レベルでいえば、最近は理解力が低下してきているということだったかと記憶している。

 ただ、その理解力の低下ということについては、親の経済格差の問題として捉えることができたり、あるいは教育手法に問題があって教える手段を何とかしないとという問題に繋げて考えられたり。

 その解決策の一案として、今回問題になった大学試験への記述式の導入が掲げられていたと思う。

 それも採点の方法が問題視され、結局は先送りされてしまったが、昨日かのTV番組で実はそれも現在のセンター試験の内容もろくに精査しないで(基本現場を見ないで)決められたようだということが指摘されていた。

 さらには、先のAIの開発担当の方の話には続きがあって、こういうことを問題にすると、短絡的に「文章」を「読み解く」ことに繋げて、例えば看板の意味を選べとか、通達文書か何かを題材にして、何を問題にしているか読み解けなどという発想になりがちで、文学作品を読むとか、それに関連して文学の中の「行間を読み解く」などについて直接的ではないなどの指摘に繋がり、そこに恐れを抱いているという話があった。

 つまりは、やはり教えられる側の問題もあろうが、教える側の問題もあるはずなのだ
 

古(いにしえ)から「言葉」を大事にしていた、と思っていたが

 

 

 

 日本は古来から「言霊」などといって「言葉」をすごく大事にして、まさに「言葉」にしたことが実現されるように大事に扱ってきたという歴史があった。

 

 今でも文学作品だけでなく、様々なシーンで言葉と漢字を合わせたような用法や、ダジャレに象徴される言葉遊びなど「言葉」を活用している姿がたくさん見受けられる。


 ちょうど今日1月6日、「仕事始め」となった日に、問題あって引責辞任した日本郵政の新社長の会見が紹介されていた。

 そこで思い出したのが、逆に辞任することとなった日本郵便各社の社長会見での言葉だ。

 日本郵便の社長だったが、正確な言葉は忘れたが、「お国に大変なご迷惑をおかけし、その責任をとって辞任する」との主旨だったかと記憶している。

 

 その郵便各社は政争にもなった「郵政民営化」によって誕生した会社で、その意図は今まで国でやってきた事業を民間の知恵を導入することで、よりよくするということにあったかと思う。

 しかるに「生保」などで加入してもらう為にさまざな手段を使って加入させていたことの責任で結局は辞任に繋がったかと思う。

 ならば民間の発想ならば、まずあるのは「ご迷惑をおかけした、弊社を信頼して加入くださった方々」ではないだろうか。国はまだ有力な株主でもあるので、「お国」に対してもお詫びするのはありとして、まずあるのは「お金=収入」をいただいている顧客が先に来るはずだと考えるのだ。

 当然、会見はその部分だけなく他にも語っていたはずで、その文脈を知らないこともあるし、ニュースで切り取られたその部分だけで即断する訳には行かないことは十分承知しつつ、でもまずは「お国」が来る、この経営者の下では顧客不在になるはなぁ、と感じさせられた会見だった。

 なぜならいつも上=国を見ていたから、そういう発言になったのだろうし、とするならばその下も上を見て仕事するのかな、などと考えてしまう。(そういう意味では現場がやはり一番厳しくかわいそうである)

 これがしかも日本を代表する会社の社長の言葉なのだ。

 最近気になっているのはそれ以外にも国会中継などで耳にする官僚の答弁や議員の言葉、さも丁寧に聞こえるが実はそれ「敬語」の用法として正しいのかなというような言葉。「〜してございます」とか結構気になる。

 そして教員の戒告処分の新聞報道など。

 いわば範を示すべき「大人」からして、しかも優秀とされる人や教える立場にある人からしてなのだから、その子供たちが受け継いでも仕方ないのかと暗澹たる気持ちになってしまう。

 新年早々愚痴から始めてしまった。これも反省すべきことかもしれない。