就活雑感
相変わらず公式?で報道されている
朝たまたまNHKニュースを見たら、「就職活動、本格化」の見出しが目に入った。
内容は実は見なかったが、相変わらず、この時期にこのニュースやるんだ、と違和感を覚える。ちょうど今日は2月27日・・・2月も明日で終わり、3月に入る。
公式には「採用活動」の「採用情報公開解禁」が3月1日に設定されている。1日には大手就職サイト(リクナビやマイナビなど)が一斉にオープンし、会社説明会日程などが掲示されていく。
ただし、それもこの2023年卒業分までとされている。
しかし、採用、就活に携わるほとんどの人間が3月1日採用情報解禁で採用活動が一斉にスタートする・・・とは思っていない。
だって、すでに内定率が示されることが過去にあったから。
すでに多様化が進みすぎ誰も実態が把握できてないかも
加えて、以前はそれでも、そこそこ目安通り動く企業も多く、一定の秩序が見られていたが、売手市場と言われ、新卒求人倍率が1.8倍とか「バブル期」を彷彿とさせる数値が出始め、インターンシップの活用が盛んになり、だんだん目安が曖昧になってきた。
さらには今では「通年採用」や「ジョブ型採用」などが企業に導入されはじめ、採用も新卒一括採用と言えない様相を呈してきた。
つまりは採用活動の多様化が進み実態が把握しきれなくなっておりと思うのだ。
ただ、企業の事情もそれなりにわかるし、逆にそうした企業の動き=社会の動きに敏感でなければ就職活動もできるのか?などの指摘もできるかもしれない。